エレファントの輝き (Page 6)
歯の裏筋をなぞる様に舌をからめる。
細く薄い腰元へ指を這わせると、エマニュエルの体は反る。
エマニュエルが再び脚をこすりあわせ、自分の熱を隠そうとするものだから、僕はエマニュエルの下へ下へと手を伸ばしエマニュエル自身に触れた。
「ぁ…っオーギュスタン…ッ」
制服の上からエマニュエルのペニスを刺激する。
制服の下の形がわかるくらいに硬くなり膨らんだエマニュエルのペニスは触れればわかるほど、熱い熱を帯びている。
形を確かめるように優しくさする。
「ん…っ」
エマニュエルの腕は僕の首へと周り、口をふさがれ、熱い舌が口内へ入ってくる。
再び唇に触れ合う。
むさぼる様にキスをする。
美しいエマニュエルを食べているようだ。これはなんだ、背徳感か?いや、違う。
「んっ…むッ」
あぁ、これが“愛しい”か―――。
僕はエマニュエルを産まれたままの姿にし、その姿を目に焼き付けるよう、忘れないように指でなぞり、舌でなぞり、じっくりと味わった。
エマニュエルは僕の指や舌でなぞられている間、小さく声を漏らしびりびりとする感覚に耐えているようだった。
なぞられ、舐められている間、気持ちがいいのかエマニュエル自身は天へと向かうようそそり立つ。
僕はエマニュエルのペニスを舌先で舐めてみた。
エマニュエルのペニスは、彼の容姿とは不釣り合いではあったが、美しい彼と同じ造形のものが自分についていることで“同じ”なんだなという不思議な安心感を持った。
それぐらいに彼の容姿は僕の中で幻想的で神々しいものだったのだ。
そして、その神々しい彼のペニスを僕は舌で舐め、今から口に含もうとしている。
「ン…っぁ」
耐えられないくらいの喜びが僕の中に流れ込んで来る。
エマニュエルは僕に顔をかくすようにベットサイドへ顔向けている。
―――どうしよう、すごく好きだ。
エマニュエルの先端を口で含み、口の中で舌を使ってエマニュエルを刺激する。
ペニスを舌で刺激するたびにエマニュエルの体は反応した。
エマニュエルの先走りが僕の味覚を刺激する。
「んんっ」
エマニュエルが僕の口の中で大きくなっていく。
僕はエマニュエルのペニスを口いっぱいに含んで上下させた。
ペニスを吸い込むように口に含んで、舌を這わすように舐めて上下させるとエマニュエルは大きな声をあげた。
その声が僕の心をまた刺激する。
彼の数秒たりとも反応を見逃したくない。焼き付けたい。
「ンんんっあ、ッオ、ォーギュスタッんんっイッてしまう、そ、そんなにしたらっ…ッ」
エマニュエルの声を聞いて、僕はスピードをあげた。
フェラチオは初めてだったが、エマニュエルに気持ちよくなってほしい一心だった。
僕は夢中でエマニュエルを舐め、吸い上げた。丁寧に、優しく。そして、強く。
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