エレファントの輝き (Page 7)
「んんんっオーギュスタ…ッツっ」
エマニュエルの精が僕の口の中に吐き出された。
ベットに吸い込まれるように力をなくすエマニュエルをまだ攻め立てたくて、興奮する自分がいた。
エマニュエルが起き上がって、僕の唇に優しく口づける。
「ふふ、僕のせいで汚れちゃった…」
頬を撫でる白い指は冷たかった。エマニュエルの手を握って、頬に重ねて目をつむる。彼を感じる。
エマニュエルの舌が、僕の歯をぬって入ってくる。
僕も答えるように、エマニュエルの舌へ絡める。
体中の熱が燃えるように上昇する。
僕は自分自身が熱を帯びて脈打ち、硬くなっていることに気付いた。
「っあ」
エマニュエルの蕾へ指を伸ばすと、ぴくんとエマニュエルの体が跳ねる。
蕾は垂れた彼の精液と先走り、僕の唾液で濡れていた。
「ん…っオ、オーギュスタ…ッ」
中指で優しく入り口を柔らかくほぐし、花弁へと指を差し入れていく。
「ぁ…っ、んっん」
蕾が花開くように優しく指を出し入れする。不思議なことに、エマニュエルの中は濡れていく。
本数を増やし、中で指を少し折り曲げ、エマニュエルが小さく喘ぎ、熱い瞳で僕を見つめる。
「い、いたくないかい、エマニュエル」
緊張で声がうわずる。
ベットの中のエマニュエルはアフロディーテだ。女神のように美しく、神々しい。
エマニュエルは僕の頬に手を添え、優しく頬へキスをする。
―――その微笑みは、卑怯だ。
僕は自制がきかなくなって、エマニュエルの中から指を引き抜き、エマニュエルの秘部にペニスをあてがう。
ハァッと彼の熱いため息が漏れる。
「オーギュスタン、お願い、いれて…ッいれてほしい…っ」
僕の頭は沸騰しそうだ。密かに彼の秘部がひくついている。
誘うように収縮を繰り返す彼の蕾が、僕のペニスの頭を飲み込む。
「んっ」
彼の秘部に吸い込まれるように腰が進んでいく。
ゆっくり、と思っているのに優しく包み込む暖かさと、吸引力でもう、止めることができない。
「―――ッぁあぁっ」
エマニュエルの中に僕のペニスが入っていく。
「んッぁ…っ、あ」
「はいったよ、エマニュエル」
エマニュエルの汗ばむ肌が美しい。胸に暖かいものが触れてくる。
黄金に輝く彼の髪の毛を彼の耳にかけると、彼は僕を見、ゆがめていた顔でとっさに笑顔を作った。
―――こんな時まで、なんて人だ。
最近のコメント