8個下のかわいい従兄弟に愛されていました (Page 2)
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「ん…」
下半身がゾワゾワとして、タツキはぼんやりと目を開けた。頭がうまく回らない状況で、けれど明らかな違和感。動かそうとした手が頭の上で交差されて動かない。
「は…な、に?」
そうこぼしたとき、下半身にまたゾワゾワとした刺激。
「あ、タツにいちゃん、目さめた?」
タツキの下半身の位置からむくりと現れたのは、ニコリと笑うユウセイだった。
状況がまったく掴めず、タツキは首だけを動かしてまわりを確認する。
今自分がいるのはベッドの上で、どうゆうわけか両手はロープで縛られて、ベッドに固定されている。ちゃんと見えないが両足も同じように固定されているらしい。
これだけでも充分おかしな状況だが、全裸にされているのだからますますおかしい。
「な…に、してんの、ユウセイ?」
とりあえず目の前にいるユウセイにそう問えば、相変わらずの笑顔でユウセイは言う。
「だって、タツにいちゃんが結婚するなんて言うから」
「は?」
ユウセイはタツキに顔を近づけると、ス…と笑顔を消した。
「ずっと、僕の気持ちも知らないんだから」
気持ちって?と疑問を浮かべたときにはもう、ユウセイに唇を奪われていた。
ギュウギュウと押しつけてくるようなキスに、タツキは目を見開いて必死で頭の中を整理していた。
さっきまでリビングでコーヒーを飲んでいたはずだった。
それがなぜかベッドに裸でつながれて、8個下の従兄弟にキスをされている。
状況自体は把握したものの、そうなる理由はさっぱりわからない。
ユウセイからのキスに、呼吸が苦しくなってきてブンブンと首を振ればチュッと名残惜しそうに音を立てて唇が離された。
「は…っユウセイ、お前、どうしちゃったの?」
ユウセイはタツキの腹の上に膝立ちになった状態で、ワンピースのように長い丈のTシャツを脱いだ。
「どうもしてないよ。タツにいちゃんのこと思ってこんなになるのは、昔からだもん」
脱いだTシャツの下、筋肉の張った鍛えられた大人の身体と…そして、血管を浮き上がらせて天を向き立派に勃ちあがった雄のシンボル。
まるで彫刻のような、無駄のない綺麗な肉体美に、一瞬視線がくぎづけになり、慌ててタツキは我にかえる。
「ユウセイ、ふざけんのは――」
「これが、ふざけてるように見えるの?」
言って、ユウセイはタツキの上体、丁度胸の位置に自身を添わせて、2、3度、前後に腰を揺らした。
胸の間に、硬く熱いソレが這う。
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