8個下のかわいい従兄弟に愛されていました (Page 4)
スリスリと柔らかいモノを何度か手の中で扱いてから、ユウセイはソレを口の中に含んだ。唾液とローションを絡ませながら、ゆっくりと上下に首を動かしている。
「んっ…ぅ」
時折強く吸い上げられると、タツキの引き結んだ口元からは小さな声が漏れた。
こんなこと絶対嫌なはずなのに、刺激を与え続けられている下半身は、タツキの心境などお構いなしに熱を持ち始めている。
「ん…ユウセイ、お願いだからやめ…あっ――っ!?」
やめてと言いかけたタツキの声が上擦った。
ひたいに浮いていた汗がたれて、ポタリとシーツにおちる。それと同時に全身から汗がにじんできた。
なにがおきたのか、それを理解するのに数秒時間がかかった。
タツキの後孔に、ユウセイの指が挿入っていた。
パチパチと瞬きを数度繰り返してから、思いだしたようにタツキはブルブルと首を振る。
「や…やめ、て。それだけはほんと…」
タツキが震えた声でそう言えば、ユウセイは口の中のモノをポロリとだした。先端についばむようなキスをおとしてから、タツキに視線を向ける。
「ごめんね。タツにいちゃん。やめられない。ずっと、欲しかったんだ」
言いながらユウセイは指を奥へと侵入させていく。
「ひぁっ!?なっ…」
ゆっくりと抜き差しされると、ソコを中心にゾクゾクと全身があわだつのがタツキにはわかった。
グチュグチュと鳴る水音が、ユウセイの指を飲み込んでいる自分の秘部からでているのだということがおぞましくて、タツキの目尻には涙が浮かぶ。その間もユウセイは指を動かすのをやめず、それどころかさらに指を1本、増やしてきた。
「ごめん、ごめんね。タツにいちゃん。愛してるんだよ、本気で僕は…」
「は…あっ、ああっん…」
ユウセイの声は切なげで、それに被せるようにこぼれる自分の乱れた声が情けなくてタツキはイヤイヤと首を振る。
「今日だけ…お願い。今日だけは僕だけのタツにいちゃんになって」
すっかり声変わりして、図体も大きくなっているのに、甘えたような口調は昔のまんまで。
そんなユウセイに、下半身をいいように弄られてしまっているということが、ますますタツキには信じられなかった。
増やされた指でナカをかき回されると、キモチワルイとキモチイイがグルグルと入れかわりそうで、タツキはなんとかそれを堪えた。
ふぅふぅと大きく息をして、刺激に耐えていたそのとき、ユウセイの指が角度を変えた。
奥をグチグチと攻めていた指が、ゆるりとナカで曲げられて、腹がわの壁をトントンと突いてくる。途端、今までに感じたことのない激しい感覚がタツキを襲った。
「ひゃぅ!あっ!ああんっあっやめ…っ!」
ビクンッと身体がしなり、中途半端にゆるく勃ちあがっていたタツキの自身が一気にたかぶり、猛々しく上を向いた。
その反応にユウセイはクスクスと笑う。
「ここ、気持ちイイでしょ。彼女にこんなこと、されたことないよね?」
「あっああっ、や、ダメだって!ユウセイっあ…んぅ」
彼女どころか誰にも触られたことのない場所だ。ナニをされているのかわからなくて、襲ってくる快感の波が怖くて、タツキは何度も首を振るが、ユウセイの指が止まるはずもなかった。
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