営業リーマンの過激な休憩 (Page 4)

「はぁっ、日比谷…」

「あっ、あ、んっ、吉田さ…あぁっ！」

内部をじっくりとほぐす指の動きに、俺は翻弄された。

「日比谷、挿れてもいいか…？」

「あっ、はいっ、吉田さんのっ、挿れてっ、挿れてくださいっ！」

快感に支配された頭で懇願する。

「はぁっ、その反応、ヤらし過ぎるだろ…！」

吉田さんは俺から指を引き抜くと、ベッドサイドからゴムを手に取った。

振り返ると、吉田さんは着ていたバスローブを脱ぎ捨てて、硬く立ち上がったペニスにゴムを装着していた。

「日比谷…」

俺のアナルにその先端をあてがうと、ズブズブと腰を沈めてくる。

「あっ、吉田さんっ！そんな、いきなり…あぁんっ！」

戸惑う俺とは裏腹に、秘部は悦ぶように男根を受け止める。

「ああっ、日比谷っ！」

吉田さんは切なげな声を上げると、せっかちに腰を動かしてくる。

「あ、あ、あっ、あぁんッ！吉田、さぁんッ！」

時間も空間もすべて忘れて、俺は吉田さんとの行為に没頭した。

「んっ…吉田さ…俺、も、イク…」

下半身が絶頂の予感に震え、俺は声を枯らしながら訴えた。

「日比谷、俺もだ…。最後まで気持ちよくするからな」

吉田さんは熱っぽく呟くと、腰の動きを速めた。

「あっ、あっ、あっ、イイッ！あんッ！イク、イク、あッ！ああぁぁーーッッ！」

俺はカラダをビクつかせて絶頂を迎えた。

吉田さんのペニスが強く脈打つのを、体内に感じながら…。

＊＊＊＊＊

快感の余韻に浸る間もなく、お互い急いで身支度を整えた。

「翔」

突然、名前を呼ばれ、ドキッとしながら吉田さんを見ると。

「これからは、公私共に翔を支えることにする」

きっぱりと宣言されて、胸のドキドキが加速した。

「公私共に…？」

「仕事でもプライベートでも、翔が頼れる存在になるから。取りあえずは、今日仕事終わったら会おうな」

「え、今日？早っ…」

苦笑しながらも、俺の心は温かくなっていた。

きっとこれからも、この人の明るさが俺を元気づけてくれるだろう。

Fin.