新入社員の恍惚ランチタイム (Page 4)

直人さんは僕のペニスを適度な強さで握ると、上下に動かし始めた。

「ん…んんっ…は…ああっ…!」

温かく大きな手で弄られて、次第に何も考えられなくなってくる。

「たっくん、気持ちいい?」

「は、はい…あっ、あんっ」

僕は快楽に浮かされながら声を上げた。

「あ、も、出るっ、うっ、あ、あっ、あぁんッ!」

はしたなく喘ぎながら、僕は達した。

飛び散る精液が、直人さんの手を汚していく。

僕は大きく息を吐きながら、ベンチの背もたれに身を預けた。

「たっくん、いっぱい出したね。ずっとしてなかったの?」

直人さんはポケットティッシュを取り出すと、自らの手を拭った。

僕のアソコも丁寧に拭いてくれる。

「あ…ありがとうございます…」

「どういたしまして。俺も楽しませてもらったよ。また、気持ちいいことしようね」

「えっ…」

戸惑う僕に、直人さんはにっこりと笑い掛けた。

*****

それから一週間、僕が屋上へ行くことはなかった。

どんな顔をして直人さんに会えばいいのか、わからなかったからだ。

「また、気持ちいいことしよう」なんて言われちゃったし…。

それに、直人さんには好きな人がいる。

こんな遊びみたいな関係、続けるわけにはいかないだろう。

「うーー、でも…」

しかし、あの快感を忘れられないのも事実だった。

直人さんに憧れる気持ちも、そのままだ。

「決めた!一回だけ会いに行こう」

僕は両手をぎゅっと握りしめると、屋上へと向かった。

*****

ドアを開けて屋上に出ると、ベンチに座っていた直人さんがハッと顔を上げた。

「たっくん…?」

僕の姿を見て目を見開くと、立ち上がってこっちに駆け寄って来る。

「あ、直人さん…わっ!」

何かを言う隙も与えられずに抱き締められて、僕は目を白黒させた。

「たっくん、会いたかったよ」

「直人さん、苦しい…」

腕の中でもがいていると、直人さんはようやく力を緩めてくれた。

僕の顔を覗き込んで、申し訳なさそうに口を開く。

「この前、あんなことをしたから、俺のことを嫌いになったんだと思った」

「え…まあ、確かにびっくりはしましたけど。でも、嫌ってなんかいませんよ。僕は直人さんに憧れてます」

僕の言葉を聞いて、直人さんはホッとしたように息を吐いた。

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