新入社員の恍惚ランチタイム (Page 5)

「そうか…ありがとう。じゃあ、どうして最近、来てくれなかったんだい?」

「それは、恥ずかしかったから…。あと、直人さんには好きな人がいるのに、あんなことしていいのかなって…」

小さな声で本音を告げると、直人さんは、ああ、と微笑んだ。

「それなら大丈夫だよ。俺が好きな子は、たっくんだからね」

「えっ?」

驚く僕の手を、直人さんがそっと握る。

「初めて会ったときから、心を奪われていたよ。純粋で可愛いところが好きなんだ。この前は我慢できなくて、つい触れてしまったよ」

「直人さん…」

「たっくん、俺の恋人になってくれないか?」

真剣な表情で見つめられて、胸をぎゅっと掴まれる心地がした。

「…はい…」

やっとの思いでそれだけ言うと、直人さんは嬉しそうに笑った。

「ありがとう。これからよろしくね。じゃあ…」

僕の腕を引っ張って、屋上を囲っている手すりの方へと連れて行く。

「ほら、手すりを両手で握って」

「えっ?えっ?」

訳がわからないながらも言う通りにすると、直人さんは怪しく微笑んだ。

「たっくん。ようやく恋人同士になれたんだから、今日はもっと気持ちいいことをしようか」

そう言って、僕のスラックスを脱がそうとしてくる。

「ひゃっ!何を…」

戸惑う僕に、直人さんは息荒く迫ってくる。

「決まってるじゃないか。これから愛し合うんだよ」

「えぇっ!?」

驚く間に、スラックスを下着ごと下ろされてしまう。

ビル群が見渡せる場所で局部を露出してしまい、僕は慌てた。

「わっ!待って、誰かに見られちゃう…」

「大丈夫。ビルの屋上を眺める人なんていないから。ここは俺たち二人だけの場所だよ」

「でも…あッ!」

直人さんの指先が、チュプ、と音を立てて僕の秘部に入り込んだ。

「たっくんのナカ、緊張しているね。ちゃんと気持ちよくするから安心して…ここかな?」

「んッ!」

快感を得られるところをすぐに探り当てられて、強めに擦られる。

「あぁッ、いやぁッ」

身体の奥から込み上げるような快感に、思わず腰が揺れた。

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