今日もご主人様に満足してもらえるようにがんばります! (Page 4)
「あっぐ、い、いかせて、ひゅ、ぁあっ!」
「違うだろ」
「うっ、ご、ごしゅじんさま、ごしゅじんさまので、あぁ!イチをいっ、いっぱいにしてくだしゃい」
「よくできました」
にこりと音がしそうなほど綺麗な笑顔だった。
リボンを解かれる。肌を擦れる感覚さえ、耐えがたいほどの快感だった。
「んあーーーーー!」
ぶしゅんと白濁が噴射された。
白濁は真っ赤なイチの顔にも降り注ぐ。
余韻に浸る暇などなかった。
バイブとは比べ物にならない圧迫感に、意識が遠のいていたイチは目を見開く。
「ご、ごしゅじんさま」
「ほらお前の好きなご主人様だよ」
挿入されている部分が麻痺しているのか、まったく痛みがなかった。
パチンと肌同士がぶつかる。
青ざめるイチを、細い脚を抱えた主人がおかしそうに見下ろす。
「だ、でぁ」
「ん?」
だってまだバイブが入ってる。
どの時点でスイッチが切られたのか分からなかったが、奥へ奥へと押し込まれる感覚はしていた。
いやだとイチは震え首を振る。
主人はイチの反応に歓喜の表情を浮かべた。
「どうした?」
「あうっ」
「ほら泣かないで」
「ふあああぁ!」
涙を拭こうと上半身を屈めたことにより、前立腺を刺激されイチは悲鳴をあげる。
拭いたそばから溢れる涙に、主人は息を吐くような笑い声を漏らした。
「俺はね、イチの声が一番かわいいと思ってるんだ」
「あ!ぁぁあん!」
「だから素直に声にだして」
「ひ、ぐぅあ、あ!」
「返事は」
「…んぁ、は、は、ひゃい」
びくびくと震えていたイチは、バイブのリモコンが主人の手にあることを捉え、辛うじて返事をした。
主人は自身の陰茎をギリギリまで抜き、一気に腰を打ち付けた。
「ひゃぁ!」
しっかりと前準備で解された肉壁が陰茎を包み込む。
ピストンは初めから激しかった。
何度も抱いている主人は前立腺の場所を熟知している。
狙いを定めそこばかり強く打ちつけた。
「んあー!ああ!」
「もう言われたこと忘れたの?」
「あ、んん、あぁァ、お、おかしくなるぅぅぅ!」
「それだけ?」
「ひゃぁ!ご、しゅじんしゃま!やぁ!そこぉ、ンぁ!」
「どうした?」
「きもち、ぁいい!きもちいいですぅ!」
「それは良かった。どんな風に気持ちいい?」
「ひゃぁ!ぐりぐりされて、んぁあ!」
「うんうん」
「あうー!イク!ずっと、んあ!あア!ずっとイッてりゅう!」
「じゃあイチもっと気持ちよくなろうか」
「んふぇ?」
主人はイチの右手になにかを握らせた。
イチは手を開き渡されたものを確認した。
「あ、あれぇ?」
「どうしたの?」
「これ、これごしゅじんさまのですがー?」
「そうだよ」
「んぁ!どこかでみましたぁ…あンン」
不思議そうにリモコンを眺めるイチに、主人はベッドを軋ませイチを暴き続けている。
イチは喘ぎ声をあげながら、見覚えがあるリモコンを思い出そうとしたがぼんやりとしてかなわなかった。
それより体全体に広がっている快感を感じる方が大切だった。
主人にも気持ちよくなってもらわないと、と奉仕精神で根本をきゅっと締めつけた。
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