ハッピーデイズ (Page 3)
「っ…あ、ぁん!」
「すげー…全部入った?」
俺の問いかけに、必死に頷く。
その腰は物足りなさそうにゆらゆらと揺れていて、あどけなく開いた口がまた色っぽい。
その髪の毛を撫でるふりして、手の中にあるリモコンを奪ってやる。
一瞬、リョウタが戸惑ったような顔をしてこっちを見たけれど、そんなの無視してやった。
「俺がやってやるよ」
「…え…、ちょっ…待って、待って!」
「待たない」
そう言って、ローターの強さを少しずつ上げてやる。
嫌だ、って声が聞こえたけれど、気持ちよさそうに身をよじるその姿を見たら、やめるわけにいかない。
「気持ちいいんだ?」
「…あ…っ、ダメ…リュウ…っ!ひゃ…あ!」
耳元で囁きながら、パワーをあげてやる。
低い声で名前を呼んでやると、さらにリョウタの体が跳ねた。
「あ…ぁ!やば…っ、きもちい…っ」
「…すげー、やらしい顔…」
「や…っ、見んなって…ぇ」
こんな表情、見たことない。もっともっと、俺の知らないリョウタの顔を見たい、そう思った。
リョウタの腰がまた跳ねて、すっかり大きくなったモノは反り返るほどに大きくなっている。
限界が近いのだろう、そう感じた俺は、そっとローターのスイッチをオフにした。
「…っ、は…、リュウ、なんで…っ」
「なにが?」
「なんで…止めちゃうの…っ」
俺の肩にしがみついたその手は、快感の余韻で震えている。
リョウタのことをかわいいなんて、少しも思ったことなかったけれど、今ならわかる。
とろけ切った瞳で、その先をねだるように俺を見つめる、その姿。
俺の理性を壊すには、十分すぎたんだ。
「リョウタは、俺にどうしてほしいの?」
「…え…?」
「どうしてほしいか言えたら、ちゃんと気持ちよくしてやるよ」
目が泳ぐ、戸惑いの表情。それを見るのが、たまらないと思った。
煽るようにリョウタの耳たぶを甘噛みしたら、甘い声が部屋中に響く。
「…っ、最後まで、して…」
「最後までって?」
「…っ…ちゃんと…イかせてよ…っ」
そう聞こえた瞬間、スイッチをオンにする。
悲鳴に近いような喘ぎ声が響いて、思わず口元がゆるんだ。
「まって…っ!むり、むりぃ…っ!」
息継ぎもままならないほどに感じているリョウタを見て、もう止めることなんてできないと思った。
強めたり、弱めたり、その反応を見ながら刺激を変えていく。
そのたびにリョウタの表情が快感でゆがんでいくのが、ぐっと胸に刺さる。
「…ほら、俺に見られながらイきなよ」
「あ、あぁ…っん!イっちゃう、イく…っ、はぁ…っ!」
その体を追い込むように一気にパワーを強めてやると、リョウタの肩がビクビクと跳ねた。
リョウタのモノの先端からは、弾けたみたいに精液があふれ出ていて、思わず生唾を飲み込む。
「…リョウタ」
「は…ぁ…、リュウのばか…っ」
荒い息を整えながら、頬を赤らめたリョウタと目が合う。
それを合図みたいに、まだぼんやりとしているリョウタの上に覆いかぶさってやった。
「…リュウ…?」
「…お前見てたら、俺も我慢できなくなったんだけど」
「え…っ、それって…」
「…入れさせてよ、お前ん中」
返事を待たずに、その唇を奪ってやる。
当然みたいに舌を絡めて、口内をじっくりと味わっていく。
「ローターなんかより、気持ちよくしてやるよ」
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