専属メイドに捉われた主の扇情 (Page 2)
「んっ…ふっ、はぁっ」
ジュプっと肉に唾液を絡ませる音、シーツが布や素肌と擦れる音に吐息。
オレの局部の肉塊を口に含みながら、スカートをめくって後ろ手で下半身をなぶる正。
彼が奏でる淫靡な音と恥ずかしげもなくさらされた淫らな姿が、器用に動く舌と共にズクンと局部を刺激する。
(いつ覚えたんだ、そんなやり方)
股間で不規則に動く頭を見ながら考えていると、正が不意に上目でチラリとこっちを見てきた。
しかし、何か話しかけるでもなく、すぐ目線を戻して舌を動かす。
(メイドらしく、主人の様子くらい気にしろって)
正のその行動が無性に気に食わなかった。
「おい」
呼び止めると動していた頭が止まり、ジュッと音を立てて肉棒が取り出された。
お目見えしたそれは、蛍光灯に照らされ妖しくきらめき、ふるっと揺れて天井を向いた。
「どうしました、ご主人様」
「フェラは飽きた」
「…では、どうしましょう?」
「シックスナインがしたい」
困惑の表情に意地悪心をくすぐられ、正がやりたがらない行為を命じた。
受け入れるだろうか、そんな不安を抱いていると正が応えた。
「…ご主人様のお望みなら…」
(イケた…!)
「横になってもらっていいでしょうか?」
「あ、ああ、わかった」
予想外の答えに驚がくと喜びで、気持ちを奮わせたまま半身を倒した。
「では、失礼いたします」
ギシッと寝具が凹む音と同時に見慣れた天井と電灯が、スカートで覆われて見えなくなる。
「っ…!」
そんな様子をぼんやり眺めていると、下半身で再びぬるっと湿った感触がした。
体勢が変わり、舌の角度が変化したからだろう。
正の口内の潤いは、性的な心地よさを狙い撃ちの如くダイレクトに与えた。
主人の心身を熟知した優秀なメイド。
そんな彼の仕事を邪魔して、青天井の快楽と羞恥で淫らに乱してやりたい。
この美味しいシチュエーションと体勢で、視姦プレイを楽しむ余裕はなかった。
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