ご主人様との卑猥な性遊戯 (Page 4)
「ほら、ちゃんと入っただろ?」
お兄さんが嬉しそうに声をかけてきたけれど、僕に応える余裕はなかった。
変な物体にそこが押し広げられる感触。
「ひっ、や、抜いてくださいっ」
「ダメだよ。これからいっぱい遊ぶんだから」
お兄さんがローターのリモコンを弄った。
ナカで振動が始まり、驚いて僕はビクリと身体を震わせた。
「悠希くんのイイところは、どこかな?」
「あ、やぁんっ」
お兄さんが指を僕のアナルに差し入れ、ローターを奥へと押し進めた。
ある場所を振動が伝った瞬間、全身の力が抜けるような快感が僕を襲った。
「あ、そこ、や、や、あっ、いやぁんっ!」
「ここがイイのかな?」
お兄さんがそこにローターをグリグリと押し付けてくる。
「あ、あ、あ、イイっっ!ああっ、あああぁっ!」
「ふふ、可愛いね。そろそろ我慢できなくなってきたな」
ふいに、ローターが引き抜かれた。
僕は枕に顔を埋めて、肩でゼイゼイと呼吸を繰り返す。
すると、アナルにまた固い物体が触れた。
あ、これって、もしかして…。
気付いたときには。
「あっ、ああぁんっ!」
ローターよりも大きなモノが、僕の内部へと差し入れられていた。
振り返ると、僕のそこがお兄さんのペニスを受け入れているところで。
「悠希くんのナカ、いっぱい締まってすごく気持ちいいよ」
息荒く腰を押し付けられる。
「イイところ、ここだったね」
さっきローターで快感を得てしまったところを擦るように動かされて。
「ひゃぁんっ!そこ、そんなにしちゃダメですっ」
僕はガクガクと腰を震わせた。
繰り返される律動に、段々とイキたい気持ちがせり上がってくる。
「ああっ、おにい、さんっ。僕、も、イッちゃいそ、です…」
「俺もだよ。一緒にイこうか、悠希くん…」
突然、激しく突き立てられて。
「ああっ!イイっ!あっ、イク、イク、ああぁぁーーっ!」
僕は声を上げると、ペニスから精液を飛び散らせた。
身体のナカに、お兄さんの熱い昂りを感じながら。
*****
静かになった部屋の中。
僕はお兄さんに抱きしめられながら、ベッドで二人横になっていた。
「初めて、どうだった?」
「すごく、気持ちよかったです…。初めてがお兄さんでよかった」
素直に答えると、お兄さんは微笑みながら僕の顔を覗き込んだ。
「本当にいい子だね。でも、お兄さんじゃなくてさ、俺のことはご主人様って呼んでほしいな」
「えっ…」
これも何だかアブノーマルな趣味だ。
だけど…。
「はい、ご主人様」
僕は笑顔で頷くと、お兄さん――ご主人様の胸に顔を擦り付けた。
Fin.
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