可愛い子猫ちゃんは拘束される (Page 4)
「春馬、可愛すぎ。早く繋がりたい」
玲央は俺から指を引き抜くと、履いていたルームパンツを下ろした。
完全にそそり立ったペニスを俺のアナルにあてがうと、ぐぐっと腰を押し付ける。
「あ、んぅぅっ、んっ、あああぁぁーーっ!」
いつもはゴムを使う玲央なのに、そんな余裕はない、というように一気に奥まで挿入してきた。
互いに、はぁ、はぁ、と荒い息を吐く。
「春馬、この格好、すごくエロい…。全部、俺だけのものだね」
玲央がうっとりと呟いた。
「んっ」
そのまま、腰を動かし始める。
「あ、あっ、ああんっ、ん、はぁっ、玲央っ、あ、や、激し…っ!」
普段は優しく俺を抱く玲央なのに、今日は別人のように荒々しく身体を求めてくる。
「春馬の顔、トロトロで可愛い…ねぇ、ミャアって、鳴いて…?」
玲央のお願いに、俺はふるふると首を横に振る。
すると、腰の動きが止まった。
不思議に思って玲央を見上げると。
「ほら、ミャアって鳴いたら、もっとあげるよ」
玲央は熱っぽく潤んだ瞳で、俺を見つめてきた。
焦らされて、俺の秘部がきゅうっと疼く。
「ん…ミャア、あぁんっ!」
堪らず俺が鳴くと同時に、玲央のペニスが奥深くを抉った。
「もっと鳴いて、俺の子猫ちゃん」
「ミャア、あんっ!あ、ミャア、んんぅぅっ!ミャア、やあぁぁんっ!」
もう何も考えられず、俺はただひたすらに鳴きながら、与えられる快感に身を任せた。
「はぁっ、イイね、春馬…。そろそろイキたくなってきたな」
玲央は満足そうに言うと、一層激しく腰を打ち付けてきた。
「あ、玲央っ、俺もイク…あ、あ、あ、出る、あ、出ちゃ、あああぁぁーーッッ!」
俺は身を震わせながら果てた。
玲央はペニスを引き抜くと、俺の身体をさらに精液まみれにした。
*****
広い浴室で、玲央に後ろから抱きしめられながら湯船に浸かる。
「さっき連絡があってさ、子猫の引き取り手が見つかったんだ」
玲央の言葉に、俺は、おおっ、と声を上げた。
「そうなんだ、よかったな!」
それから、ちょっと気になって聞いてみた。
「…玲央さ、子猫がいなくなったら寂しくなるなーって、思ってる?」
玲央はクスッと笑みを漏らす。
「別に、そんなこと思ってないよ。俺しか飼えなかったから面倒見てたけど、育てたいって人がいるなら、そっちへ行った方がいいに決まってる」
それに、と玲央は俺の頬に顔をすり寄せてきた。
「俺には春馬っていう、堪らなく可愛い子猫ちゃんがいるからね。今度は手錠を買ってくるから、またいっぱい拘束プレイしような」
「う、それは…」
思わずひるんだ俺だったが、さっき与えられた快感を思い出すと、拒絶はできないのだった。
Fin.
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