ご主人様からの愛
ご主人様に俺はご奉仕する。ご主人様の裕斗とは元々同期で、仕事仲間。苦楽を共にしてきた仲間がある日突然、ご主人様となった。俺――凌はそれからずーっと仕事が終わればご主人様を慕い、玩具となっているのだ。
「いっ…たい…です……。ご主人様…ぁ!」
「口ごたえするな。これ、咥えさせるぞ」
俺の腰を抱えながらバックの体勢でお尻の穴にご主人様のペニス様が入り始めている。
痛みを訴えた俺の目の前に穴がいくつも開いているボールギャグをチラつかせながら、ドンドン奥に入れてくるご主人様。
「あーん!や!嫌…です!」
「ふーん、欲しいか。そうか、わかった。口、開けな」
「んーっ!!」
俺は開けまいと必死で口を閉じて首を振り、抵抗する。
すると、鼻をつままれ苦しさでつい口を開けてしまい、少しの隙間から押し込まれたボールギャグは俺の口にはまった。
「うー…」
「ったく…手こずらせやがって」
ご主人様は俺のお尻をパチンと一発叩いた。
「あうっ!」
「お前は俺の何だ?」
「うー…うー…」
「聞こえない。…ってそっか!咥えてっから喋れないんだったな」
笑いながら言うご主人様。
そう。俺がこんな目に遭っているのはさっきのこと。
*****
「…う!凌!」
俺が満員電車を降りて急いで会社に向かっている時、聞き覚えのある声に立ち止まった。そこには同期の裕斗がいた。
「おー。裕斗。おはよう」
「おはよ。お前もあの電車乗ってたのか?」
「そうなんだよ。早くしねーと遅刻すんぞ」
「おっといけねー」
俺たちは急いで会社に向かい、遅刻は免れた。
俺は凌。裕斗とは同じ部署の同期である。
「なんだー?お前ら仲良く遅刻ギリギリだなぁ」
「たまたま一緒の電車だったんですよ。なぁ裕斗」
「…そうなんですよ。歩いてたら凌が居たんで俺が声かけて一緒に来たんです」
「ふーん。それは偶然だったな」
からかってきた先輩はそう言いながらも仕事を始めた。
そして俺らも仕事を始めるとあっという間に昼休憩になった。
裕斗に誘われて一緒に食事をし、休憩がてらに公園で缶コーヒーを飲みながらベンチで休んでいた。
「…なぁ凌?」
「うん?どした?」
「俺…今から早退したいんだけど」
「え?!どうした?どっか具合悪いのか?」
「サボり。凌もちょっと来てほしいとこがあるんだけど」
「はー?俺はサボる気ねーよ。そんなん仕事終わってからじゃダメなの?」
「うん。予約してあるし」
「え!仕事あんのに何でこんな時間に予約取ったよ?」
「いーから。行くぞ」
「は?!ちょ、待てよ!」
裕斗が俺の手を引きながら上司に電話をする。俺たちはそのまま早退した。
そして向かった先は怪しげな建物。
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