男子学生の危険な休講90分 (Page 2)
圭太が顔を離すと、二人の間に唾液の糸がタラリと垂れた。
「はぁっ、圭太…ダメだよ、ここ、大学だよ…?」
咎(とが)めると、圭太は充血した瞳を僕に向けた。
「だって、最近お互い忙しくて、こういうこと、してねぇだろ」
「そうだけど…ここじゃダメだって!」
首を振って拒絶したけれど、圭太は息荒く迫ってくる。
「俺、すげぇ溜まってんだよ…。頼む、抱かせてくれ」
逃げられない。
そう悟った僕は、小さな声で提案した。
「…じゃあ、口でするから」
*****
パイプ椅子に腰掛けた圭太が、デニムのファスナーを下ろして僕を見た。
「遥、来いよ」
圭太の脚の間に両膝を立てると、目の前にはパンパンに膨張したペニスがあった。
「…本当に、ここでするの?」
戸惑いながらも、圭太の性器を掴むと。
「ああ。こういうのも、スリルがあっていいだろ?」
頬を紅潮させた圭太が、目を細めて僕を見下ろした。
仕方なく、ペニスの根元から先端に向かって、舌を這わせる。
亀頭を咥えこむと、圭太が、うっ、とうめいた。
「ヤバい、すぐ出そう…。めちゃくちゃイイ眺めだし」
息を弾ませながら、デニムの後ろポケットからスマホを取り出す。
見上げると、突然、パシャッとシャッター音がして、僕は思わず口を離して抗議した。
「ちょっと、何撮ってんだよ!」
「大学でフェラする遥、すげぇエロいんだって。一枚くらい、いいだろ?誰にも見せないからさ」
スマホ画面を見て、ニヤつく圭太。
もう、完全に調子に乗ってるな。
早く終わらせようと、圭太の性器に口を付ける。
「ん、ふ、ふぅっ…」
頭を上下に動かして、チュプチュプと音を立てて男根に吸い付くと。
「ああっ、イイッ!うぅっ、出る、出すぞ、全部飲めよ、遥!」
圭太は声を上げて、すぐさま果てた。
僕の口内に、とめどなく精を吐き出す。
その生臭さと強烈な苦さに顔をしかめつつも、僕はすべての体液を飲み干した。
白濁に汚れた圭太のペニスを舐め取ってやると、満足そうに息を吐く音が頭上から聞こえてきた。
「はぁ…。遥、フェラ上手くなったよなぁ。すげぇよかったぞ」
僕は口元を手の甲で拭うと、ふらりと立ち上がった。
「これで大丈夫?僕、もう行くから…」
「待てよ」
腕を掴まれて、僕は戸惑いの眼差しを圭太に向けた。
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